マルレク 2018―2019 開催概要

マルレク2018-2019は、2018年5月から2019年3月まで、計7回の開催を予定しています。

 

 マルレク」開催につきましては一般受講受付に先立ち、個人協賛会員向の先行受付を行います。

 

 

マルレク2018 第六回 / 3月25日(月) 開催  (終了)

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 ● 開催テーマ: 「 量子コンピュータをやさしく理解する三つの方法 」
    講   演:  丸山不二夫
  
           
講演資料の閲覧はこちらから。 (データサイズ 410Mb)

    

 ● 日 時 : 2019年3月25日(月) 19:00 ~ 21:00
          ( 開場 18:30 / 受付 18:30 ~ 19:30 )
 ● 会 場 : 株式会社DMM.com DMMグループセミナールーム (六本木一丁目)
          ( 東京都港区港六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 24階 )
 ● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )
         一般申込・協賛法人 2019年3月18日(月)12:00~ 3月24日(日)18:00

         マルレク個人協賛会員 2019年3月11日(月)12:00~ 3月24日(日)18:00
   受講申込はこちらから。  (受付終了)
 ● 募集定員: 140人 (先着受付順)

   

※ マルレク2018第六回では開催当日(3月25日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

  ご応募ありがとうございました。募集は終了いたました。 

 

講演概要

量子コンピュータに興味を持ちはじめた人を対象にした、コンパクトな2時間のセミナーです。

量子コンピュータを難しく感じている人は多いと思います。それにはいろいろな理由があるのですが、このセミナーで伝えたいことは、おもに二つあります。

一つは、量子の世界の理解が難しい本当の理由は、量子の世界がとても不思議な世界であるということにつきます。セミナーでは、その不思議さを伝えたいと思います。これについては、不思議だが自然はそうなっているんだと納得するしかないように思います。それが出発点です。

もう一つは、それではそうした不思議さに、どう向き合うかということです。ビジネス志向で量子コンピュータに関心を持ってもらうのも結構ですが、残念ながら、まだまだ市場が成熟している訳ではありません。ビジネス志向だけだと、現状にきっとがっかりします。僕が考えているのは、そこには「知的好奇心」が必要だということです。

むしろ重要なことは、ビジネスが成熟して多くの人が参入できるまでの時間的猶予があるということだと考えています。その間に、それぞれが準備すればいいのです。きちんと時間をとって勉強しなければなりませんが。

幸いなことに、こうした状況を反映して、量子コンピュータをわかりやすく理解するための方法が、いろいろ模索されています。セミナーでは、それらの試みから、次の三つを紹介します。

一つ目は、Terry Rudolph の、PETEという不思議な箱の振る舞いを通じて、量子の世界を考えさせるアプローチです。彼の紹介している量子ゲームは、どう考えても勝てないはずなのに、PETEを使えば、テレパシーを使ったみたいに勝てるという不思議なものです。

二つ目は、Umesh Vazirani らの、量子論の前提を簡単に整理して、そこから高校生程度の数学で、量子の振る舞いを理解するというアプローチです。僕の「紙と鉛筆 ... 」のシリーズは、彼の方法にインスパイアされたものです。「マッハ・ゼンダー干渉計」での光の不思議な振る舞いも、これで理解できます。

三つ目は、数式を使わずに、String Diagram という図形を使って、その直感的な変形操作で、量子の振る舞いを理解させようというBob Coeckeらのアプローチです。特に、彼がフォーカスしている、「量子テレポーテーション」の説明は、とても興味深いものです。

僕は、基本的には、第二の方法推しなのですが、量子コンピュータをやさしく理解するためのいろいろなアプローチを知ることは、量子コンピュータの理解にきっと役にたつと思います。

量子コンピュータに興味を持つ、多くの方の参加をお待ちしています。

 

 

 

 

マルレク2018 第五回 / 1月8日(火) 開催  (終了)

 

 ● 開催テーマ: 「 人工知能と意味の形式的理論 」
    講   演:  丸山不二夫

               講演資料の閲覧はこちらから。  (データサイズ 141.8Mb)  

    

 ● 日 時 : 2019年1月8日(火) 19:00 ~ 21:00
          ( 開場 18:30 / 受付 18:30 ~ 19:30 )
 ● 会 場 : 富士ソフト アキバプラザ セミナールーム (秋葉原)
          ( 東京都千代田区神田練塀町3 )
 ● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )
         一般申込・協賛法人 2018年12月25日(火)12:00~ 1月8日(火)10:00

         マルレク個人協賛会員 2018年12月18日(金)12:00~ 1月8日(火)10:00
   受講申込はこちらから。  (受付終了
 ● 募集定員: 140人 (先着受付順)

   

※ マルレク2018第三回では開催当日(1月8日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

  ご応募ありがとうございました。
 (事務局メールアドレス:maruyama-office@digital-life365.com ) 

 

 

 

講演概要

 

人工知能研究の大きな課題の一つに、意味の理解をどのように機械上で実現するかという問題があります。

講演では、まず、この分野で、現時点で一定の成功を収めている三つのアプローチを紹介します。

 

第一は、Amazon Alexa, Google Home 等のボイスアシスタント・システムで多く利用されている、ヒューリスティックなアプローチです。そこでは、チューリング・テストをパスすることを意識した、意味のプラグマティックで「操作主義的」理解が中心にあります。

 

第二は、Google等の大規模な検索エンジンやDiffbot等が利用している。Knowledge Graph的なアプオーチです。グラフの規模の大小はあるのですが、そこで中心的な役割を果たしているのは、「エンティティ・モデル」です。

 

第三は、Googleニューラル機械翻訳の成功に刺激を受けた、「機械翻訳技術」の発展と普及を背景としたアプローチです。そこでは、大規模なパラレル・コーパスを大規模なハードウェアを利用して「学習」が行われます。

 

講演の後半は、現在の実装技術の紹介を目的とした前半と切り口が異なります。「意味の理解」は、「意味」についても「理解」についても、新しい枠組みが必要だというように、丸山は考えています。また、そうした理論は形式的なシステムで記述できるとも考えています。

 

次のような話をします。

 

 ・ 文法の構造と意味の構造の対応、あるいは二つの構造の「二重化」の必要について。
 ・ 理論とモデル。数学での意味の扱いに学ぶ。
 ・ ローヴェールのFunctor Semantics
 ・ 新しい「型の理論」 

 

マルレク2018 第四回 / 11月2日開催  (終了)

 ● 開催テーマ: 「 量子アルゴリズム入門 」
    講   演:  丸山不二夫

                 講演資料の閲覧はこちらから。 (データサイズ 122.4Mb)

       

 ● 日 時 : 2018年11月2日(金) 19:30 ~ 21:30
          ( 開場 19:00 / 受付 19:00 ~ 20:00 )
 ● 会 場 : 日本マイクロソフト株式会社 本社 (品川)
          ( 東京都港区港南 2-16-13 品川セントラルタワー )
 ● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )
         一般申込・協賛法人 2018年10月26日(金)12:00~ 11月2日(金)10:00
         マルレク個人協賛会員 2018年10月19日(金)12:00~ 11月2日(金)10:00
   受講申込はこちらから。
 ● 募集定員: 110人 (先着受付順)

   

※ マルレク2018第四回では開催当日(11月2日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

 (お手伝い募集は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。) 

 

講演概要

今回のマルレクのテーマは、「量子アルゴリズム入門」です。

 

メディア的には、量子コンピュータへの関心を訴求する一番大きなポイントは、Google, IBM, Microsoft をはじめとする大手ITベンダーが、50-100qubitの中規模の量子コンピュータを実際に作り上げる取り組みを精力的に進めていることが大きいかもしれません。それは、確かに重要な変化です。

 

ただ、現在起きている変化は、それだけではありません。量子コンピュータをハードウェアだとすると、その上で走るソフトウェアに相当する「量子アルゴリズム」の研究・開発が、爆発的に進んでいます。

 

90年代にショアの素因数分解のアルゴリズムが発表された時は、ハードウェアの実現の見通しとは独立に、アルゴリズムそのものに、非常に大きな関心が集まりました。むしろ、そこで膨らんだ期待が、ハードウェア上の制約で、その実現がすぐには難しいと分かった時に、量子コンピュータそのものに対する失望に変わったように思います。

 

冒頭にも書きましたように、量子コンピュータのデバイスとしての実現可能性をめぐる状況は、90年代とははっきり変わって来ています。それ以上に重要なことは、この分野のイノベーションは、ショアのアルゴリズムの発見がそうであったように、先行する理論的探求によってに牽引されるということです。

 

現在、多くの研究者を巻き込み、深い結果が出て来ている量子アルゴリズムの研究動向は、量子コンピュータの未来を占う上で、決定的と言っていい重要な意味を持っています。

 

今回のマルレクでは、量子アルゴリズムの「金字塔」といっていい、ショアのアルゴリズムの中核である「量子フーリア変換」のやさしい解説を行いたいと思います。この間、展開して来た「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論演習」の内容は、きっと役にたつと思います。

 

時間の最後に、現在の量子アルゴリズムの世界で、ゲート型の量子コンピュータとアニーリング型量子コンピュータをつなぐ理論としても、また、3SATのような「NP-完全問題」に対する量子コンピュータの側からの挑戦としても注目され、量子複雑性の理論にも大きな刺激を与えている、"Local Hamiltonian Problem" を紹介しようと思います。

 

マルレク2018-2019 第三回 / 8月27日開催  (終了)

 ● 開催テーマ : 「 自然言語とコンピュータ概論 -- 計算主義的言語論理入門 -- 」 

    講   演 : 丸山不二夫

              講演資料はこちらから。 (データサイズ 164.3 Mb)

                      

 ● 日 時 : 2018年8月27日(月) 19:00 ~ 21:00
            ( 開場 18:30 / 受付 18:30 ~ 19:30 )

 ● 会 場 : 富士通株式会社 富士通ソリューションスクエア (蒲田)  
           ( 東京大田区新蒲田1-17-25 )
 ● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料  

            一般申込・協賛法人 2018年8月20日(月)12:00~ 8月27日(月)10:00

            マルレク個人協賛会員 2018年8月13日(月)12:00~ 8月27日(月)10:00

   受講申込みはこちらから。  (終了しました)

 ● 募集定員 : 180人 (先着受付順)   

 

  

※ マルレク2018-2019第三回では開催当日(6月26日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

  (お手伝い募集は終了いたしました。 ご協力ありがとうございました。)

 

講演概要

自由に言語を操る人間の能力を機械で実現することは、人工知能研究にとって、大きな目標の一つです。おそらくそれは、人工知能研究の「究極」の目標になるだろうと僕は考えています。他の動物にはない人間の「知能」の核心部分を構成しているのは、人間の言語能力に他ならないと考えているからです。

ここ数年で、この分野では大きな前進がありました。Googleのニューラル機械翻訳やAlexa等の音声インターフェースを備えたパーソナル・アシスタント・システムの登場は、画期的なものです。今回のレクチャーでは、「自然言語とコンピュータ」をテーマに、この分野の取り組みを概観したいと思います。コンピュータによる自然言語処理に興味を持つ人だけではなく、広く人工知能技術の現在の到達点に関心を持つ人にも、有益な情報を提供したいと考えています。ご期待ください。


第一部では、ディープラーニング技術からのこの分野のアプローチを紹介します。ここでの目覚ましい成果は、ディープラーニング技術の機械翻訳への応用です。また、「文章題」で小学生程度の「推論」能力を機械に持たせようという、bAbi(「ベイビー」と読むようです)データセットをめぐるGoogle, Facebookの取り組みについても紹介しようと思います。


第二部では、Amazon Echo, Google Home等の、パーソナル・ボイス・アシスタントの取り組みの現状を紹介します。正確にいうと、この両者は、言語について多少異なるアプローチをとっているのですが、第一部で取り上げるディープラーニングに基づいたアプローチとは、明確に異なる技術に基づいていることには注意が必要です。同時に、両者ともに、Schema.org の提供するEntity モデルに依存しています。


第三部では、「文法」に基づいてコンピュータで「文」を生成しようという取り組みを紹介します。主要には、言語学の世界で生まれたアプローチで、コンピュータ上での実装では遅れていますが、コンピュータで可能な「計算」として言語能力のモデルを作ろうという試みは、興味深いものです。こうした「計算主義的言語理論」の代表として、Lambekのカテゴリー文法とChomskyの"Merge"の理論を紹介したいと思います。 

 

マルレク2018-2019 第二回 / 6月26日開催  (終了)

  開催テーマ : 「 量子コンピューティングの現状と課題 」 

     講   演 : 丸山不二夫

             講演資料の閲覧はこちらから。データサイズ 64Mb)
                   

 ● 日 時 : 2018年6月26日(火) 19:00 ~ 21:00

             (開場 18:30 / 受付 18:30~19:30)

 ● 会 場 : GMOインターネット株式会社  GMO Yours (渋谷)  

           (東京都渋谷区桜丘 26-1 セルリアンタワー )
 ● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 (終了しました)

            一般申込受付 2018年6月19日(火)12:00~ 6月25日(月)12:00

            マルレク個人協賛会員 2018年6月12日(火)12:00~ 6月25日(月)12:00

   受講申込みはこちらから。

 ● 募集定員 : 170人 (先着受付順)    

  

開催趣旨

「近未来の計算技術」としての量子コンピューティングに対する関心は、高いものがあります。本セミナーは、量子コンピューティングの現状と課題について、情報を共有することを目的としています。

 

ここでは、今回のセミナーの前提となる量子コンピュータの歴史の部分を紹介したいと思います。

 

量子コンピュータのコンセプトは、1982年に物理学者のファインマンが、「量子力学をコンピュータでシミュレートする」というアイデアを出した時に遡ります。1986年には、物理学者のドイッチェが、コンピューターの計算可能性を理論的に定式化した「チャーチ・チューリングのテーゼ」を、量子コンピュータにも拡張します。ただ、この80年代、量子コンピュータに対する関心は、物理学者の一部に限られていたと思います。

 

90年代に入って、IBMのショアが、量子コンピュータを用いた素因数分解アルゴリズムを発見します。1994年のことです。量子コンピュータに対する関心は、IT業界も巻き込んで大きく広がります。なぜなら、ショアのアルゴリズを実行するマシンができたら、現代のネットワーク社会のセキュリティの基礎である暗号化技術はたやすく破られるからです。

 

幸か不幸か、ショアのアルゴリズムが動く量子コンピュータは、実現できませんでした。ショアのアルゴリズムを実装するために必要な量子周囲の数は膨大なもので、かつ、周囲のノイズの影響を強く受ける量子回路には不可欠な量子エラー訂正回路も、量子回路の数を雪だるま式に増やすことになります。重要なことは、こうした状況は、現在も基本的には変わっていないのです。こうして、量子コンピュータに対する関心は、だんだん醒めて行きます。

 

2010年代に入って、量子ゲート型の量子コンピュータの将来性に見切りをつけた人たちが、新しいアーキテクチャーである量子アニーリング型の量子コンピュータを開発し、商用化します。ローズ率いるD-Wave社は、その代表例です。ただ、彼らの「量子コンピュータ」が、本当に、量子的な効果を利用していて、古典的なコンピュータより速いかをめぐって、激しい論争が巻き起こります。

 

こうした歴史を知ることは、現在の量子コンピュータの到達点と課題を、理解する上で基本的な前提になると思います。

 

以下セミナーの本論部分です。

セミナー概要

 

セミナーの主要な内容は、昨年(2017年)12月に行われたカンファレンス「ビシネスのための量子コンピューティング」で、物理学者Preskillが行った基調講演の紹介です。"Quantum Computing in the NISQ era and beyond" https://arxiv.org/abs/1801.00862v2

 

詳しくは、セミナーで!

 

 ・量子コンピューティングの可能性
 ・NISQ (Noisy Intermediate-Scale Quantum) とは何か?
 ・「量子優越性」を具体的な問題ごとに考える

 

   ・子最適化の問題
   ・量子アニーリング
   ・子エラー訂正回路
   ・量子ディープラーニング
   ・QRAMと量子逆行列変換

 

 

マルレク2018-2019 第一回 / 5月22日開催  (終了 )

 ● 開催テーマ :  「 ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する 」 

   講    演 : 丸山不二夫

             講演資料の閲覧はこちらから。(データーサイズ 322Mb
                 

 ● 日 時 : 2018年5月22日(火) 19:00 ~ 21:00 

             (開場 18:30 / 受付 18:30~29:30)

 ● 会 場 : 株式会社DMM.com DMMグループセミナールーム  (六本木)  

           (東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー24階 )
 ● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 

            一般申込受付 2018年5月15日(火)12:00~ 5月22日(火) 10:00

            個人協賛会員 2018年5月 8日(火)12:00~ 5月22日(火) 10:00

   受講申し込みはこちらかから。 (終了しました)                   

 ● 募集定員 : 160人 (予定) (申込先着順、定員になり次第申込の受付を終了します。) 

     

講演概要:

現在の「人工知能」技術の中核は、ディープ・ラーニング技術です。ディープ・ラーニング技術は、2012年以来、爆発的に発展・普及し、大きな成果を上げてきました。

 

しかし、現時点でのディープ・ラーニング技術の達成は、人間の「知能」の機械による代替に成功したというよりは、人間と動物に共通する「感覚=運動能力」の機械による代替に、大きな可能性を開いたということに他なりません。

 

それには理由があると、僕は考えています。

ディープラーニングがよって立つ立場は、人間の(それは、脳を持つ他の動物とも同じなのですが)認知・運動能力は、基本的には脳のニューロンの結合状態に還元できるというものです。この「コネクショニズム」という還元主義は、強力なものですが、動物と人間の違いを考えようとすると、あまり役には立ちません。

 

人間固有の認知能力と言えば、言語的認識能力と数学的認識能力が双璧です。セミナーでは、この二つの能力に、ディープ・ラーニング以外の陣営から、どのようなアプローチが行われているか紹介したいと思います。

 

セミナーでは、人工知能研究の歴史を振り返りながら、知能へのもう一方のアプローチ、「計算主義」(僕は、あまり、この名前気に入ってはいないのですが。といって、「シンボル主義」というのもどうかなという気がしています。)を取り上げられればと思っています。

 

僕の基本的立場は、人工知能に関しては、「コネクショニズム」も「計算主義」も、人間の「知能・認知能力」の全領域をカバーするには、いささか足りないところがあるのではというものです。ただ、個人的には、いわば哲学的には、数学的認識のメカニズムに強い関心を持っています。

 

セミナーでは、現代の生物学的かつ計算主義的言語学の潮流を、ChomskyのMinimalist Programを中心に紹介しようと思います。

 

現代の知能への「計算主義」的アプローチの始祖は、いうまでもなくTuringです。セミナーでは、こうした系譜を受けつぎ、コンピュータによる数学の証明に取り組み、昨年、急逝したVoevodskyの仕事を紹介できればと思います。  

 

 

 

What's New

「マルレク2013」~「マルレク2018」関連情報について

 2013年3月から2019年4月まで掲載した マルレク(丸山不二夫レクチャーシリーズ)に関連する情報は  ごちら をご覧ください。

(2019年5月) 

丸山事務所で行って来たマルレク事務局とマルレク個人協賛の管理・運営は、2019年4月から一般社団法人 MaruLabo内に移行いたしました。
 4月以降のマルレクに関する情報はMaruLaboサイト( https://www.marulabo.net/ )にMarulabo活動と一元化して掲示させて頂きます。
 (2019年5月1日)